〇 ミスターJ思い出「日本記述連盟」と私
☆ 奇術界報 ☆
私が日本奇術連盟に入会して、数多くの方々、そして、
プロマジシャンと出会い、数多くの思い出を作ってきた。
現在も、「参与」というお役を頂き連盟に所属し、「奇術界報」
の編集、レイアウト、挿絵を担当させていただいている。
以前は月刊誌であったが、今は年4回の季刊誌となっているが、
850号を超えている、これは国立図書館にも、寄贈されているという。
これだけ長く続く書籍も珍しく、そこに携わらせていただくことに感謝している。
初代の長谷川智(サトル)氏は、鉄筆で手書き、ガリ版で刷り、書籍化していた。
奇術界のこと、種明かし、字も上手で、絵もとても素晴らしい。
このような貴重な原稿を目にして、現代つづりに直して、界報に、
載せることも、多くある。
この奇術界報に原稿を寄せ、また私以前の挿絵を担当されていた方々は
長谷川治子2代目会長、長谷川ミチ氏、高木重郎氏、平岩白鴎氏、榊原氏、
小野坂氏と日本の現代プロマジシャンを育ててきた方々だ。
このように、会員配布ではあるが、講師の参考書でもあると私は考える、
また、門外不出の、かなり古い、和紙に、墨で描いた、我妻の冊子、糸綴じ
のものをレイアウトを始めて間もないころ、故治子会長からいただいたもの
がある、かなり貴重なものと思われる。
また、ある時期より、界報の表紙に、北は北海道から、沖縄までの支部、支部長
さんの似顔絵を5年間60名、描かせていただいたことも、心に残る思い出である。
ミスターJ。