〇 ミスター思い出「上海国際奇術大会」「3」中国マジック村
コンテストも終え、各国のマジシャンと共に、山西省の
太行山麗区のマジック村を、大型バスで、見学に出かけた。
上海の街を抜け、山道を走り、山間の村に着いた、ここが
村興しのために、村活性化のため、当時、村の代表の趣味
であったマジック中心の村という、村興しが行われて、同
村落に、希望の光を与えたという。
この村は小さく、とても貧しい農村であったらしい、今では、
村民の半数がマジックをやり
舞台で公演できるマジシャン数百人もいるそうだが、この時はまだ、
少なかった。
屋外の舞台でのショーを見ていると、山から山の城に向けて
人間大砲を打ち城のテラスにその人物が現れるという
屋外ならではの大きなマジック。
京劇の変面、雑技団の舞踊、など国技を取り入れ、
見事な動きで、我々を、堪能せせてくれたことは、
村興しマジックに、相当、真剣に取り組んでいることを
感じた。
場所を変えると、世界のマジック界に貢献した人物館など、ここに
日本人としては、小野坂氏一人が、大きな写真で、存在した、氏は
外国語も堪能故、海外のマジシャンとの交流も多い方だ。
そして、クロースアップマジックの部屋、カードマジック、
カップ&ボールなどは、やはり、歴史を知る上においても
外せない演目なのだろう。
まだオープンして間もないせいか、まだ完成以前なのか、現地の観光客
は、少ないが、村の人々には、世界各国から来たプロマジシャンに見えた
のだろう写真や、サインなども求めてくる人々もいた。
園内を色々歩き回り、屋内のトイレは、いいが、屋外のトイレの整備には
ちょっと?
男性用は、壁に向かって用を足し、足元の溝を流れる、女性用は、ドアが
座る位置にだけ、足元と、顔が見えてしまうという、これも、園内では、用が
足せない!
売り場も、閑散としていたが
現在では、観光バスもくる、観光の名所として
この貧しかった農村は、マジック村として、大成功をおさめ
中国一流のマジシャンの演技が見られる、村として名声を上げ
賑わいを見せているらしい。
村代表の趣味からスタートして、村民の協力を得、村全体が
力を合わせて、努力の日々が、今日につながってきたのだろう!
辛抱強く、熱意、努力、そして、良いもの、優れた人物の参加によって
成し遂げられることを感じた、良い思い出と共に、今のマジック村
まで成長したことに、自身の学びとしても、心にとめておきたい、
出来事の一つである。
では、また、ミスターJ。